昭和4年の墓石「島根県益田市旧家(元庄屋さん)」を改修し、広島浄光台に移設事例をご紹介
広島市安佐北区亀山にお住いのY様 この度、昭和4年建立したご先祖の墓石を広島浄光台に改修し移設した事例をご紹介します。
Y様のご実家は島根県益田市、元々海鮮問屋庄屋さんで地元では有名なご先祖さまでした。墓地敷地面積が50㎡と広く、立派な外柵(玉垣)と徳山御影石を採用した1尺3寸(幅400mm)高さ7尺5寸(約2200mm)と立派な墓石です。益田市で歴史的な合同墓と云えます。
まる二日間かけ、墓碑の解体撤去をしました。墓地は重機の入らない難所で、社員総動員で撤去移動しました。近隣の墓石に影響のないように事前の養生も行いこれまでの経験を活かし無事引取り完成です。
墓石は一旦工場に持ち帰り、標準サイズである9寸角三重台に縮小(奥様の願い)して再据付致しました。
花立ステンレスキャップ、屋根線香蝋燭立て、法名石など、不足部分を追加して完成しました。
ご主人は11代目、元郵政省に長年勤務。墓石裏面の昭和4年建立はそのまま残しました。
法名石裏面に、令和6年2月夫婦の名前を刻み再建の記を残されました。
現在92才ご主人様より、先祖の墓石を再利用したお墓を建てれたことに対して大きな感動と喜びを感じておられました。
大掛かりな移設工事であり長年の念願が叶い奥様、娘様、お孫様共々喜んで頂きました。