北広島町溝口に合同墓+供養塔を建立。墓じまいした跡地を改修して建墓した事例をご紹介。
10月28日秋も深まり、北広島町の山々は、鮮やかな紅葉真っ最中ですね。さて、広島県北広島町溝口(芸北)のY様より同町内S様をご紹介頂き、墓じまい跡地を墓地工事して(改修工事)先祖供養塔と合同墓を新規建立させて頂きましたのでご紹介します。 【場所】広島県北広島町溝口【工事内容】5.0㎡墓地造成工事・H1800先祖供養塔・8寸角座四重台合同墓・法名石・墓じまい【石材】黒龍石 下記は工事中写真
北広島町は骨壺が直径210mm~240mmと大きめサイズなので墓石の納骨穴も大きく拡大しています。8寸サイズで4~6個納めることが可能です。地上納骨で、室内は水はけの良い川砂をしっかり敷き詰めております。 合同墓には「倶会一處」*お浄土の世界で会うとの意味らしいです。倶会一処は素掘りで深く時間を掛け、濃淡付けて彫っております。墨が無くても十分に読めますし、上品です。【H1800先祖供養塔】 墓じまいされた墳墓ご先祖のお骨を一同に納めます。背が高いのは合同墓より先祖の墓が高くなくてはならないとの言い伝えであります。多宗派は五輪塔と云われますが、真宗では五輪塔を建てませんので供養塔という名称になります。 【法名石】霊標・戒名板・墓誌などと言いますが、浄土真宗では法名石・法名板と呼称します。右側面にご先祖様、左側にこの度亡くなられた方から彫っていきます。
完成写真です。右手が上座ですにで供養塔は右側に建てます。バックの白い煙は刈った雑草を燃やされてました。(田舎なのでOK) 【外柵】間口2500x奥行2000 5.0㎡の外柵です。高さは400あり一本石で建造しております。生花・線香・蝋燭など手向ける準備にテーブル代わりとなり便利です。また、腰かけて語らいされても宜しいかと存じます。全面研磨してあるので汚れが付きにくく管理し易くなっております。