神宮墓苑(安佐北区亀山南2丁目)寺岡石材工業製の神道墓(黒龍石特級K16)据付ご紹介。

この度、安佐北区亀山南2丁目 希望が丘団地すぐ隣の 神宮墓地に和墓8寸神道墓建立しましたのでご紹介します。

神宮墓苑は、希望が丘団地造成工事と同時進行に作られた共同墓地になります。墓地は「神宮墓苑管理組合」さんが管理されておられます。

階段の無いフラットなバリアフリー、駐車場、水汲み場、ゴミ箱等装備されてとても便利な団地内墓地になっております。

あと2区画空き墓地があるようです。お早めにご相談ください。
お客様は、10月寺岡石材工業(テラセキ)可部店にご来店され、宗教が神道なので黒龍石特級K16の石材で8寸角三重台をご契約頂きました。一般の和墓と違い仏石が長く尖っていたり、花立は榊、線香蝋燭立て他に八足台とか装備となります。

墓地の位置が駐車場付近だったので8トン車の吊りトラック(ユニック車)で据付工事を安全に行いました。作業者は4名体制。

まず、予め墓地内の埋め土を鋤取りして地下掘り下げ残土を撤去して土壌改良(埋め土交換)を行います。

間口1800奥行き1800高さ150の四方研磨巻石をセットします。ジョイント部分(接合部)にはドリルで穴を開けL型ステンレスアンカーボルトを装着しボルト締め、石材ボンドとセメントで頑丈な工事を行います。

埋め土には石山から採取した砕石(0-30)を敷き詰め、転圧します。散水することで埋土内の空気が除去し一層地面は締まり固まります。墓石の基礎部分は予めコンクリートで固め敷石を設置します。地上納骨式なので地下のカロート(地下納骨室)は不要です。地下カロートは大雨時期に水が溜まりやすい(地下から湧く)ので現代は地上納骨が主流になっております。

石材カロート接合部分は、将来土圧や重みで口が開かない様に頑丈なステンレスL型アンカーボルト締めを行い強度を更にUPさせます。カロート地下は水はけの良い綺麗な川砂を敷き詰めています。

2段目の石材を施工した写真です。右に墓誌板(霊標版、戒名板、法名石とも云います)を設置、正面に拝石を設置。

三段目を施工した写真。本来三段目は氏を彫りますが、施主様のご要望で家紋を浮彫しております。台座の接着はスト―ンボンド(強力ゴムシリコン)使用。免耐震効果あり。

最後に仏石と霊標(墓誌板)を据えて完成になります。

墓地内には防草対策として防草土をしっかり敷き詰め固めています。雨が降っても水は溜まりません。